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続きましては、copiさんの相棒、takaさんのアストリアスです。はっきり言って、この会場でこれほどお似合いの ギターはないでしょうw。総本山です。ツリーオブライフが豪華なこのギター、アストリアスのオリジナルデザインのボディを持ち、 非常にバランスの良い音が響きます。ゴトーの510をいち早く取り入れた機種でもあり、このギターも最高機種にふさわしく ペグも最上のものがついています。アストリアスはこのような小さめのボディにいくつかバリエーションを持っていて、 微妙なサイズ違いで細かな音のニュアンスを出しています。ツリーオブライフという機種にも、コンサートとグランドコンサートの 2種類があり、これはコンサートのボディのようです。いや、豪華な一本ですね〜。 | |
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かなり灼けてきたトップはカタログによるとジャーマンで、ラッカー仕上げなのでチェックも入ってきており貫禄が出ています。 スキャロプとのことですが、当日お弾きになったストロークでもしっかりと音がまとまっていて、小型ボディの得意な透明感のある 高音が印象的でした。アストリアスはクラシックギターの歴史が長く、製法もそれに準じた特徴ある構造ですので、ナイロンに 求められる遠達性やバランスなどは得意とするところです。このギターもそうした特徴をしっかりと持っており、 丁寧な作りと音づくりが生きているように思いました。 | |
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ネックは大きめのボリュートのあるもので、アストリアスの特徴であるダボ継ぎのためネックヒールがやや大きめです。
構造上ここを低くすることはできませんが、ネックとボディの接合のうまさからハイポジションが弾きにくくなると言うことは
ありません。ネックはとても握りやすいように考えられており、この辺りも技術の高さをうかがわせます。
大昔、ロッコーマンが元町に店を持っていた頃、この機種がおやすく出ていたことがあります。 アストリアスのヘッドロゴではなく、女性の名前のような名称が入っていました。カネもなくw、欲しかったのですが あきらめたことがあります。買っときゃよかったw。いまではなかなか手に入りにくいものになってしまっていますね〜。 |