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まず、ギターからペグを外します。このとき、できれば6個の区分けできる箱のようなものを用意すると
あとあと便利です。というのも、長い間同じ部品で動いてきたので、特にウォーム軸とギヤは各ペグそれぞれ摩耗の度合いが違い、
ごちゃ混ぜにしない方が良いと思われるからです。作業してみて気づいたことの一つです。
とりあえず全部外してみました。ほとんどいじられたことがないらしく、いくつかはヘッド側の締め込みが 固くて回すのに慎重になりました。状態を確認しながら進めましょう。 このペグはCE-1500(79年製)についていたグローバーUSAです。つまみネジはマイナス。 つまみ自体もかなり摩滅して、メッキがほとんどなくなっているものもあります。ボディの方は 比較的きれいに残っていますが、ペグポストにはかなりこすれた跡があります。 |
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まず、つまみ(ボタン)を留めてあるネジをゆるめます。これも、いくつかは非常に固かったです。 頭をなめないよう、サイズの合ったドライバーを使いましょう。このネジはなめると代用がききませんからね。 画像ではワッシャが貼り付いて出てきていません。グリスが固くなっています。 | |
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ネジをゆるめてつまみを引き出します。ここでも、やはり固くてかんたんには抜けませんでした。
あまり無理をせず、じっくり抜くようにしてください。とんでもなく固い場合、熱湯をかけるとグリスが
溶けて抜きやすくなりますが、すばやく水を拭き取らないとトラブルの元になります。
ここで問題発見です。図のようなワッシャの順、赤が金属ワッシャ、青がナイロンですが、これは通常逆です。 家にある他のギターのものを見ると、すべて本体側から ナイロン、金属 の順でした。 おそらく昔付け替えたときに逆転したのでしょう。そしていまだに留めネジ側のワッシャが出てこないw。 |
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とりあえず一気に進めますw。
つまみを抜いたら、黒い軸がありますのでそれを軽くつまんでくりっくりっ、とひねってみてください。
すると、抜ける側になったときに「ぴょこん」とおしりから飛び出します。抜け側へゆっくり回すと
そのまま抜け出てくるはずです。逆には回りません。
すでに抜いたのがこの状態です。グリスがこびりついていますね。すれた跡もあります。がんばって掃除しましょう! |