アコフェス 2005

さて、番外編といっては失礼ですが、出品者ではない方をご紹介です。というのも、今回多くの製作者の皆様のギターに直接 触れられる機会と言うことで、私とともに弊サイトに来ていただいている方々と会場でギター三昧だったわけです。で、 そのなかのお一人が「な〜かなかすばらしい!」とお気に入りになられていたのがこちらの鈴川さんのギターです。 出品者ならもちろんお話をお伺いするところですが、なにぶんこれはドルフィンギターさんの出展でw、今回はちょっとこちらでのご紹介となりました。 次回機会がありましたら、ぜひ詳しくお話を伺いたいところです。以前一度江坂の時お伺いしたのですが、その後おそらくいろいろなチャレンジや アイデアをお持ちのことだろうと思われます。たのしみw    
非常に色っぽいデザインのボディシェイプだと思います。丁寧な作りは当初から評判でしたが、ますます良いギターをお作りになっているようです。 奇をてらったところのないクリスプで真っ直ぐなデザインですね。私はこういうまじめなデザインも大好きです。凝ったのも大好きですがw。 デザインの経験から言うと、要素を多くすればするほどまとめる技術が必要になり、高い次元でつながれば非常にすばらしいものになりますが、 下手にまき散らすと散漫な印象になることも多く難しいです。逆にシンプルな要素で構成しようとすると、それぞれがよく考えられ、磨かれたものでなければ そっけない、色気のないものになりがちです。ギターを見るとき、職業病かもしれませんが実はそんなことを考えながら見ています。 その点でも鈴川さんのギターは「色気」を感じる、良いギターだと思いますね。
ドルフィンギターさんのブースです。塩崎さん製作のタスクやラーソンモデルなどもありましたが、それらは今回はパスw ミュラーやスティーブンスはいつか詳しく拝見したいですが、なにぶん本人がいないw。え?いてもドイツ語だ?確かにさっぱり話せません(うは。 海外制作家に直接お話しする機会は、よほどのチャンスがないと難しいですねぇ。
スティーブンスです。価格は非常に低く抑えられていますが、ギターとしてはとても良いものだと思っています。 今ひとつ有名ではありませんが逆にいまが買いか?w。材もとても上質で、音の好みが合えばお買い得。
バック側からのぞいてみました。キルトマホにハカランダだったのか〜。メイプルは全部すごいカーリーです。 そういえば以前テナーギターもありました。いろいろと顧客層にもチャレンジしているようです。
会場の雰囲気をいくつか。ここには、もちろんギター好きしかいませんw。天国です。いや、買えないので地獄です(ヲレだけw。 あっちこっちで試奏の輪が広がります。来場者はハイエナ状態です。お目当てのギターを堪能するため、試奏ブースに確保するため、 虎視眈々と…w。製作者同士でもいろいろとお話ししあっていて、情報交換も盛んですね。どんどんいろんなお話をつないでいって欲しいと思います。
今回はライブには参加せず、2日間もっぱらお話をお伺いしていました。おかげで前回より遙かに多くの情報をお聞きしましたが、 そのぶんまとめもたいへんでした(汗。いや、本当に楽しいフェアですがw。会場の雰囲気も和気藹々としていていいですね〜〜。 なごやかです。



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